初夏のお花見といえば「あじさい」ですよね。
京都には美しいあじさいを見ることのできる名所がたくさんあります。まずはやっぱり定番スポットをおさえておきたいですよね。
そこで今回は、京都のあじさいの名所2018の定番スポット5選をご紹介します。
1.三室戸寺
・見頃の時期:6月中旬~7月上旬
・住所:京都府宇治市菟道滋賀谷21
・アクセス:
<電車の場合>
京阪「三室戸」駅から徒歩約15分
JR・京阪「宇治」駅から京阪宇治バス(明星町経由JR黄檗駅行き)で「三室戸寺」下車すぐ
<車の場合>
京滋バイパス宇治東ICから約3分
三室戸寺は西国観音霊場10番の札所で、5月はツツジ・6月はあじさい・7月はハス・秋は紅葉など四季折々の自然を楽しめる「花の寺」としても親しまれているスポット。あじさいの美しさは特に有名で、あじさい寺といわれているんですよ。
5000坪の大庭園には「西洋アジサイ」、「額アジサイ」、「柏葉アジサイ」など30種・1万株のあじさいが咲き誇り、園内を色鮮やかに彩ります。
最近人気なのが、ハート型のあじさい。特に赤いハート型のあじさいを見つけられるといいことがありそうな予感・・・。期間限定で関西唯一のあじさいのライトアップを開催。ライトに照らされたあじさいは、幻想的でうっとりしてしまいます。(ライトアップ期間中は昼夜入替制なので注意)
2.善峯寺
#善峯寺#紫陽花 pic.twitter.com/V8d9OPq2WV
— Yoly Kitty (@yolykitty) 2017年7月6日
・見頃の時期:6月中旬~7月上旬
・住所:京都府京都市西京区大原野小塩町1372
・アクセス:
<電車・バスの場合>
JR向日町駅・阪急東向日駅から阪急バス66番(善峯寺行き)下車徒歩8分
<車の場合>
京都縦貫道・長岡京ICから約25分
名神高速道路・大山崎ICから約30分
善峯寺は西国三十三箇所霊場の第20番札所として知られているスポット。京都市内の中心部から30分以上かかる場所にありますが、JR東海の「そうだ、京都 行こう」キャンペーンで桜と紅葉の名所として紹介されたのを機に、観光客がとても増えたんですよ。
約3000坪の白山あじさい苑には、「セイヨウアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイ」など約8千株のあじさいが斜面を彩ります。あじさいの多さは三室戸寺と同じくらいで京都最大を誇ります。あじさい苑はもちろん、境内の各所であじさいが楽しめるので、境内全体を散策するのがおすすめ。
見晴らしの良い高台からは、あじさい越しに京都市街を一望できて絶景。晴れの日のあじさいも魅力的ですが、雨の日のあじさいも幻想的できれいですよ。
3.藤森神社
・見頃の時期:6月上旬~7月上旬
・住所:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
・アクセス:
京阪電車「墨染駅」・JR「藤森駅」から徒歩約5分
京都市営地下鉄烏丸線「竹田駅」から京都市バス「藤森神社前」下車すぐ
藤森神社は勝運の神様として親しまれているスポット。皇室との縁も深いことから、学問の神様としても人気で、観光客が多く訪れます。「紫陽花の宮」として知られる藤森神社はあじさいの名所としても有名。
境内の4分の1である約1500坪の紫陽花苑は、第一紫陽花苑と第二紫陽花苑の2か所に分かれています。2か所の紫陽花苑にはヤマアジサイやガクアジサイのほか、桑葉アジサイ・数ミリのピンク色の花が小ぶりの房となるオタフクなど、さまざまな種類のあじさいが約3500株も植えられています。
見ごろの時期には青やピンク、白のあじさいのパッチワークが絶景。開苑期間中の週末に行われる奉納行事も見どころ。毎年、開苑に合わせて特別の御朱印をいただけるので、あじさい観賞の記念にいかがでしょうか。
4.三千院
・見頃の時期:6月中旬から7月中旬
・住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540
・アクセス:
<電車・バスの場合>
JR京都駅から京都バス17系統「大原バス停」下車徒歩10分
地下鉄国際会館駅から京都バス19系統「大原バス停」下車徒歩10分
三千院は青蓮院・妙法院と並ぶ天台宗の三門跡寺院のひとつで、8世紀に最澄によって建立されたスポット。わらべ地蔵が人気なんですよ。春には桜、秋には紅葉の名所として有名ですが、あじさいも京都を代表する名所として親しまれています。
境内の「奥の院あじさい苑」では、山あじさいや星あじさいなど豊富な種類のあじさい約1000株を観賞することができます。最初に「小あじさい」、次に「星あじさい」、最後に最も数の多い「山あじさい」が見ごろを迎えるので、長い期間あじさいを楽しめるのも魅力。
見ごろの時期には、金色不動堂であじさい祭が開催され、世界平和・家内安全・当病平癒・除災招福など様々なご利益を祈願する僧侶による経本の転読や、聖護院門跡の大導師による法剣・法弓・斧の作法など修験道の古儀の奉納、恵まれない方へのチャリティー墨蹟展などが行われます。
5.柳谷観音・揚谷寺
【京都情報】#MKあじさい2017
柳谷観音さんのお庭を見ながら雨の音を楽しんでおりました。こちらの御朱印には「押し花御朱印」があり、今の季節だとあじさいの押し花を添えてくださいます。季節によって、押し花の種類は変わるとのこと。
2017.7.4 撮影 pic.twitter.com/FavATxRYlU
— MKタクシー (@MKofficial_PR) 2017年7月4日
・見頃の時期:6月中旬~7月上旬
・住所:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
・アクセス:
<電車・タクシーの場合>
阪急西山天王山駅からタクシーで約10分
阪急長岡天神駅・JR長岡京駅からタクシーで約15分
<車の場合>
京都縦貫自動車道・長岡京ICから約10分
柳谷観音・楊谷寺は、眼病に霊験あらたかな弘法大師空海ゆかりの独鈷水(おこうずい)が湧く「眼の観音様」として親しまれているスポット。善峯寺・光明寺と並んで、京都西山三山のひとつとして数えられています。
境内には「和気あいあい」「家族団らん」といった花言葉を持つあじさいを各所で見ることができますが、本堂から奥の院へと向かう300mの参道「あじさいのみち」や「あじさいの回廊」のあじさいが特に見どころ。
あじさいのみちでは約30種4500株のあじさいが咲き誇る中を散策でき、あじさいの回廊ではガクアジサイやアナベルなどのあじさいを両側に見ることができます。ちなみに、庭園は府指定名勝になっています。6月の風物詩のひとつである「あじさいまつり」も開催。
さいごに
京都のあじさいの名所2018を紹介しました。
京都らしく、お寺や神社が定番スポットになりました。美しいあじさいと情緒あふれる境内のコラボレーションを同時に楽しめるのも魅力ですね。
観光を兼ねてあじさい観賞に出かけてみてはいかがでしょうか。
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