三徳山は、平安時代から山岳仏教の霊場として信仰され続け、天台宗の古刹である三佛寺を擁するスポット。
紅葉の時期には、国の重要文化財と紅葉を同時に望むことができるのが魅力なんですよ。
そこで今回は、三徳山の紅葉2018の見頃の時期や登山、投入堂、炎の祭典などを紹介していきます。
目次
三徳山の紅葉2018の基本情報
・見ごろの時期:10月中旬~11月中旬
・場所:鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
・アクセス:
<電車の場合>
JR倉吉駅から吉原または三徳山行きバスに乗り約38分
<車の場合>
中国自動車道院庄ICから約70分
米子自動車道湯原ICから約60分
・駐車場:無料駐車場60台
・紅葉する木の種類:モミジ、ブナ、ナナカマド、カエデ
・開園時間:午前8時~午後5時(投入堂参拝登山受付は~午後3時)
・入園料:
三佛寺本堂までの入山料⇒大人400円、小中学生200円
三徳山投入堂・参拝登山志納金⇒大人400円、小中学生200円
・問い合わせ先:TEL 0858-43-0431 三朝温泉観光協会
・公式サイト:三徳山HP
三徳山の紅葉2018の見どころ
昨日の三徳山三佛寺にある投入堂と登山途中の紅葉。予報は「曇のち雨」でしたが晴れていて良かった。距離は非常に短いですが雨だと結構危なそうです・・・。
#写真好きな人と繋がりたい
#紅葉
#山陰 pic.twitter.com/j951Lpr1GA— デイリー (@limvvm2013) 2015年11月8日
三徳山三佛寺は山岳仏教の霊場。706年に役の行者によって、修験道の行場として開山されました。
投入堂にたどり着くまでに文殊堂、地蔵堂、納経堂などの国重要文化財が点在し、山全体が史跡名勝指定されているんですよ。また、森林文化協会の全国森林浴百選にも指定されています。
紅葉が見ごろを迎える11月上旬になると、木々が赤や橙、黄に染まってグラデーションのように広がっていて絶景。
地蔵堂なう
曇ってるけど(´ ˘ `๑)#三徳山 pic.twitter.com/hWnpx6fgho— あき ✩⡱ (@harenokuni_aki) 2018年5月26日
ぜひ見てほしいのが、地蔵堂からの景色。
地蔵堂は高所にあるのですが、縁側になっているので大パノラマで紅葉を楽しむことができるんですよ。
(この画像は新緑の季節ですが、これが紅葉していると思ってください^^)
三徳山の紅葉2018の登山コース
三徳山の投入堂に行くつもりでしたが、そこへたどり着くためには険しい蔦を伝いながら崖を上ったり、「登山」しなければならず、断念😥本堂まで行って、遠くから眺めて帰りました。 pic.twitter.com/1rllBvWi3R
— tokutomo (@tokutomo6) 2018年4月1日
三徳山といえば参拝登山ですよね。
スタートからゴールまで見どころいっぱい。往復でも約1時間30分~2時間と時間だけ見ると短いので、ぜひ挑戦して絶景を堪能してくださいね。
◆参拝登山事務所(入峰修行受付所)――宿入橋――カズラ坂――行者屋敷跡――願かけの石段――クサリ坂――文殊堂――地蔵堂――鐘楼堂――納経堂――観音堂――投入堂
登山の見どころやポイント
クサリ坂
#三徳山 #投入堂 への最大の難所⁈
上りも下りもクサリ坂を通ります。
最大の難所が、一番楽しかった(笑)
両手は、汚れます^_^; https://t.co/GALKbCdpA7 pic.twitter.com/SjB058BIIi— 浅香英雄 (@GSR_Asaka) 2017年8月12日
登山といっても、アスレチックのような鎖で登る場所もあります。楽しそうに見えますが、傾斜があってけっこうキツイので、無理をしないようにしましょう。
観音堂
三徳山、三佛寺の観音堂は、崖の穴に建つお堂ら。こうして見ると奇観だよね。観音堂と壁の間の少しの隙間が通路になり、この通路を抜けて細い道が投入堂へと続く。聖観音像のお札は、参拝すると頂けま~す。 pic.twitter.com/BxeW98lrkt
— 毘沙門天(びしゃりん) (@bigbeatcarol) 2018年8月25日
正保5年(1648年)、鳥取藩主池田光仲(徳川家康の曾孫)によって再建されました。建物のほとんどが洞窟に収まっているという珍しいもので、前面1間分が崖地にせり出しています。
投入堂
去年行った際の記事をブログにあげてイメージしてもらおうと思ったのですが、今は取りあえず写真で・・・。
三徳山は本当にいいところなんですよ。私はそんなに体力無いですけど登れましたし。特に紅葉の時期は最高です。
山城を登っている人なら平気です。道が整備されていますから。 pic.twitter.com/B3Vvsm4kUY— 筑後守@山陰の戦国史跡を歩く(発売中) (@tikugokanri) 2018年9月13日
国宝に指定されている投入堂は、垂直に切り立った絶壁のくぼみに建てられたほかに類を見ない建築物。造られた場所もすごいですが、屋根の反りや柱の構成なども優れているので、細かいところも見てみてくださいね。
間近で見るには登山をしないといけませんが、駐車場付近の投入堂遙拝所からは望遠鏡で見ることができますよ。
- 1人での登山はできません。
- 靴は凹凸のある運動靴かトレッキングシューズを履く。
- 弁当の持込は禁止。
- 両手が空くようにリュックサックで登るのが吉。
- 雨や雪の場合は参拝登山は禁止。
- 修行道・参拝道での金品の紛失・登山中の怪我などは自己責任。十分に注意しましょう。
三徳山炎の祭典
三徳山・炎の祭典に行ってきました。
メインイベント的な火渡り神事のほか、色々と勉強にもなり楽しめました。歴史探訪講座参加者専用サイト・歴史マイスターの城に炎の祭典のアルバムを作成しましたので、会員のみなさんは是非ご覧ください。 pic.twitter.com/aebZQE5ats— 歴史探訪講座 (@rekishitanbo) 2014年10月27日
毎年10月最終日曜日には、「三徳山炎の祭典」が行われます。2018年は10月28日(日) 開催予定。
採燈護摩法要
古くから、「ほら貝の音とともに山伏行者達が護摩木を火の中に入れると願いが叶う」と伝えられています。(護摩木に願い事を書くことができます。1本300円。)
火渡り神事
「火の上を素足で歩いて渡る」という修験道の秘術のこと。身体健康・病気平癒・大願成就など厄除の秘法といわれています。(火渡り参加料500円。はちまき・火渡り・もち付き)
勇気のあるあなたはぜひ挑戦してみてください。
三朝温泉のおすすめ日帰り温泉
紅葉を満喫した後は、のんびり温泉に入って疲れを癒しませんか?
三徳山の周辺にある三朝温泉には、日帰り温泉を楽しめる施設がいくつかありますが、その中でも利用時間が長くて露天風呂のあるおすすめスポットを2つご紹介します。
斉木別館
「斉木別館」三朝の湯は、高濃度のラドン含有量を誇る世界屈指のラジウム温泉。細胞活性化効果を持つ温泉で、老化や生活習慣病の予防に。春・夏・秋・冬・・・季節により様々な顔を見せてくれる露天風呂専用の庭園を眺めながら癒しのひとときを。 pic.twitter.com/9XyaBaUo
— tavinosora (@tavinosora) 2012年10月11日
・場所:鳥取県東伯郡三朝町山田 70
・日帰り入浴利用時間:午前11時~午後3時(不定期で午後3時~の時あり)
・日帰り入浴利用料金:大人1,500円、3歳~小学生750円、3歳未満無料
三朝温泉を代表する純和風の老舗旅館。
風情のある日本庭園に面した露天風呂は、広々としているのでゆっくりのんびりと浸かることができます。大浴場は高濃度ラドン含有量を誇る世界屈指のラジウム温泉で、細胞活性化効果(ホルミシス効果)があるので、さまざまな効能が期待できますよ。
温泉の後には無料で遊べる卓球コーナーで楽しんだり、美しい日本庭園をお散歩したりするのも〇。
清流荘
昨日は『清流荘』へ。三種類のお風呂を楽しみました。とりわけ露天風呂が気持ちよかったです。本日は『花屋別館』へ。岩風呂と足湯でまったり♨️✨
この後は三朝寄席!銭湯モードーから戦闘モードへ!…冴えてない。。こらあかんがな。。スイッチオン٩( ‘ω’ )و pic.twitter.com/RV3Fn7WUh1— 月亭秀都 (@tukitei_shoot) 2018年8月1日
・場所:鳥取県東伯郡三朝町三朝309
・日帰り入浴利用時間:午前11時~午後9時
・日帰り入浴利用料金:大人700円、小人(3歳~小学生)350円
三徳川沿いにある、四季折々の自然を感じられる宿。
自然と清流のせせらぎを感じながらお湯に浸かれる露天風呂は、落ち着いた雰囲気で癒されます。大浴場はこじんまりとした豆狸の湯と明るく開放的なさくらの湯を完備。
1番のおすすめは、4階から三朝川を望む貸切風呂。三朝川のせせらぎと紅葉を眺めながら家族やカップル、お友達同士でくつろぐことができます。45分間貸し切りなので、周りを気にすることなく温泉と景色を満喫できますよ。(1回1620円・予約制)
さいごに
三徳山の紅葉2018を紹介しました。
山全体が史跡名勝に指定されているだけあって、見ごたえのあるスポットでしたね。
参拝登山をすれば達成感もあって絶景も見られて、紅葉を満喫できること間違いなし。秋のお出かけにいかがでしょうか?
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