高鳥天満宮の初詣2019の御朱印や神楽は?願掛け撫で牛も紹介!

高鳥天満宮の初詣2019の御朱印や神楽は?願掛け撫で牛も紹介!

高鳥天満宮は文暦元年(1234年)創建で、学問の神様として知られる菅原道真を祀っています。合格祈願の絵馬や願掛け撫で牛が人気で、受験生におすすめなんですよ。

そこで今回は、高鳥天満宮の初詣2019の御朱印や神楽、見どころ、願掛け撫で牛などを紹介していきます。

高鳥天満宮の初詣2019の基本情報

・参拝時間:24時間
社務所などは午前9時~午後5時(元旦は午前0時から)

・住所:群馬県邑楽郡板倉町大高嶋1665

・アクセス:
<電車・バスの場合>
東武日光線・板倉東洋大前駅からバス「(明和経由)館林駅行き」で13分→「南小学校前」下車
東武伊勢崎線・館林駅からバス「(明和経由)板倉東洋大前駅行き」で26分→「南小学校前」下車<車の場合>
東北自動車道・館林ICから約15分

・駐車場:境内駐車場20台
(初詣・祭典時は他に無料臨時駐車場あり)

・ご利益:合格祈願・家内安全・健康祈願・開運・学業成就

・ご祭神:菅原道真

・問い合わせ先:TEL 0276-82-0122

・公式サイト:高鳥天満宮

高鳥天満宮の初詣2019の見どころ

高鳥天満宮の御祭神である菅原道真公は幼いころから学力優秀で、出世して右大臣という高官に任命されました。しかし、これを妬む者の謀略によって延喜元年(901年)に九州大宰府へ左遷されてしまいます。

道真に仕えていた岩下勝之丞が随行を申し出ましたが、道真は行先の困難を思って随行を諦めさせ、自らを描いた紙を「これを私だと思え」と渡しました。岩下は故郷・出羽国に戻ってこれを守りました。

文暦元年(1234年)、後裔岩下勝之進がこの紙を伴って京都北野天満宮に参詣した後にこの地に寄宿したところ、夢枕に立った道真が「鳥が高く飛んで止まないこの地にまつるよう」告げました。

これが、高鳥天満宮が創建された由来となっています。

初詣の様子は?

毎年、大晦日の夜からたくさんの参拝客が訪れます。境内が狭いので混んでいるように見えますが、数十分待てば参拝できる程度です。

元旦午前0時からは元旦祭が行われ、新春祈祷が始まります。元旦祭が始まると同時に、甘酒やとん汁、そばなどを先着順にいただくこともできるんですよ。寒いときにこういう心遣いが嬉しいですよね。

元旦の昼頃には神楽殿において太々神楽が、2日には里神楽が奉納されます。「神楽」って、見ても難しくて理解できないようなイメージがありますよね。

しかし、そんな心配はここでは不要です。高鳥天満宮の神楽は解説付きなので、素人でもわかりやすく、内容を理解して楽しむことができるのが魅力。演舞の最中には時々、祝い品の配布などがあるので、参拝客がより楽しめるように工夫されているんですよ。

現在奉納されている髙鳥天満宮の太々神楽は、明治初め頃に館林市大島神社の神楽師から伝えられたもので、当時は「固定神代神楽」と呼ばれていました。

神楽の演目(座)の多くが、「古事記」や「日本書紀」などの日本神話を題材にしていることから神代神楽と呼ばれたのですが、昭和の頃には現在の「太々神楽」と呼ばれるようになっていました。

御朱印は?

きれいに整った字は、まるでスタンプのようですよね。でも、スタンプではなく手書きですよ!上の印には、十字の横には御神靈の文字(縦はわかりませんでした・・・)が記されています。

初穂料は300円で、拝殿横にある授与所でいただくことができますが、残念ながら1月1日~8日は御朱印を受け付けていないという噂があります・・・1月1日~8日に行く予定の場合は、確認してみてくださいね。

高鳥天満宮の境内の見どころを紹介!

社殿の彫刻

1848(嘉永元)年に造られた社殿には、左甚五郎の流れを組む名工の石原常八らによる彫刻が施されているほか、小倉百人一首の天井画が描かれていて、板倉町の重要文化財に指定されています。

向拝を支える2本の柱をつなぐ貫の間には、細部にまでこだわった目貫龍(めぬきりゅう)が彫られています。親子の龍が彫られていることから、古くから子育ての神様として信仰されていたのがわかりますね。

また、向拝の側面には龍の体が1本の木材から彫りぬかれていて見事!熟練した職人にしか彫ることのできない技を間近でぜひご覧ください。

末社、努力一貫碑

社殿の周辺には、安産・子育ての神様である木花之咲夜姫命を祀る浅間神社、多賀・八雲・琴平・厳島・長良・稲荷の六社合祀社があります。

2019年に出産を控えている妊婦さんや子育て中のあなたはぜひ参拝しておきましょう。

末社に向かって右側には、「努力一貫」と刻まれた努力一貫碑があります。これを撫でて頑張ると心願成就するといわれているので、毎年多くの受験生たちが撫でていくんだそう。受験生必見です!

願掛け撫で牛

菅原道真を祀っている全国の天満宮の境内には、臥牛(ねうし)の像がよく見られますよね。

高鳥天満宮に臥牛の像はありませんが、臥牛を土で模して作った「願掛け撫で牛」があります。手のひらサイズでかわいらしいんですよ。

これを勉強机や居間などの身近な場所に置き、願い事を願いながら毎日撫でると、心が落ち着きやる気が湧いてくるといわれています。

願いがかなった時にはお礼参りとして神前の返納所に返しに行きましょう。また、家内安全や心願成就の願掛けとして、毎年新しい牛と取り替えるという習わしがあるそうです。

群馬県の穴場初詣スポットを紹介!

高鳥天満宮の初詣2019を紹介しました。

神楽や彫刻、願掛け撫で牛など、魅力たっぷりのスポットでしたね。2019年の初詣は、学問の神様のご利益をいただきに高鳥天満宮へ出かけてみませんか。

【要チェック!】

2019年の群馬県穴場初詣スポット5選を紹介しています。

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