こんにちは、アラサーパパのユタカです。
佐原の大祭(ユネスコ無形文化遺産/国指定重要無形民俗文化財)は、関東三大山車祭りのひとつで、約300年の伝統を誇るお祭りです!
夏祭りは八坂神社の祭礼で、秋祭りは諏訪神社の祭礼です。
佐原の大祭(秋祭り)の紹介はこちら↓
日本三大囃子である「佐原囃子」の音を響かせながら、小江戸と呼ばれる町並み(国選定伝統的建造物保存地区)を山車が進む姿は風情たっぷり。
観光スポットとしても人気の佐原の町ですが、佐原の大祭の日はさらに多くの観光客でにぎわいます。
1年に2回しか見られない佐原の大祭の見どころやおすすめスポットを詳しくご紹介します!
目次
佐原の大祭(夏祭り)2018年の基本情報
・日程:2018年7月13日(金)~15日(日) 10:00~22:00
・場所:
千葉県香取市佐原(本宿地区)
※本宿地区とは、佐原の町並みを流れる小野川を挟んで東側一体のこと。
・アクセス:
<電車>
JR成田線佐原駅下車徒歩10分程
<自動車>
東関東自動車道香取佐原ICから10分/大栄ICから20分
<バス>
京成バス・千葉交通(浜松町・東京駅発佐原経由銚子行佐原駅北口下車)
関鉄グリーンバス(東京駅発鉾田駅行佐原駅下車)
・人出数:3日間合わせて30万人以上
・駐車場:
利根川河川敷臨時駐車場 無料1000台
※臨時駐車場からお祭り区域までシャトル船が運航。(9:00~21:00まで)
大人往復券1300円、小人700円
・問い合わせ先:
香取市商工観光課 TEL 0478-54-1111
水郷佐原観光協会 TEL 0478-52-6675
・公式サイト:香取市観光サイト
佐原の大祭(夏祭り)2018年の見どころ
小江戸佐原の町並みの中を曳き回される山車が1番の魅力!
佐原の大祭(夏祭り)は本宿地区を10台の山車が曳き回されます。山車の上にある大人形や造りは各地区で違うので、全部の山車を見てみましょう!
山車の曳き廻しは、長さ4m・重さ20kgの「てこ」と呼ばれる2本の長い丸太を操って行われます。
最大の見せ場である華やかな曲曳きの「のの字廻し」や「小判廻し」、「そろばん廻し」は曳き綱を使わずに行われる大変難しい技なので、1番の見どころといってもいいでしょう。
曳き廻しの用語紹介
<曳き廻し>
佐原では、山車を動かすことをいう。
<のの字廻し>
山車に向かって左前の車輪を軸にして「の」の字を書くように後輪を担ぎ上げるようにして数回転させること。
<小判廻し>
小判の形のように楕円形を描きながらゆっくりと山車を曳き廻します。佐原の狭い道で行うにはかなりのテクニックが必要。
<そろばん曳き>
山車を、そろばんを伏せて前後に転がすように曳き廻すこと。
「前進時には急テンポのお囃子に合わせて駆け足で進み、所定の位置で急停止し、スローテンポなお囃子に乗せてゆっくり後退させる」を数往復繰り返します。
かなりの修練が必要で、危険が伴います。
<佐原囃子>
情緒的なメロディーを主体とする独特な祭囃子。
歌舞伎と同じように囃子方は「下座」と呼ばれます。
笛5~6人、大鼓1人、小鼓4~5人、大太鼓1人、すり鉦1人の15人前後で構成される様は、和楽器のオーケストラのよう!
おすすめスポット
せっかく佐原に来たなら、観光もしちゃいましょう!
お祭り区域から徒歩圏内のおすすめスポットをご紹介します。
1.水郷佐原山車会館
住所:香取市佐原イ3368
佐原の大祭で使用される山車を間近に見ることができます。
展示されている山車などは夏祭り・秋祭りの前後に入れ替えを行っているので、毎年違う展示内容を楽しめますよ。
2.伊能忠敬記念館
住所:香取市佐原イ1722-1
日本全国を測量して歩き、初めて日本の実測地図を作り上げた伊能忠敬の半生や業績を紹介しています。
国の史跡に指定されている「伊能忠敬旧宅」もじゃあじゃあ橋を渡ってすぐの場所にあるので、合わせて見学してみてはいかがでしょうか。
3.うなぎ割烹山田
住所:香取市佐原イ457
創業300年の老舗うなぎ料理店。箱蒸ししてから備長炭で焼き上げる鰻は甘めのタレとの相性抜群!
駅からすぐの開運橋付近にあります。
4.リストランテ カーザ・アルベラータ
住所:香取市佐原イ1727
中村屋商店の隠居所として使われた家屋をリノベーションしているので、小江戸佐原の雰囲気を感じながら本格イタリアンを楽しめます。
佐原の大祭が行われる3日間は特別メニューになります。
5.道の駅 水の郷さわら
住所:香取市佐原イ3981-2
朝採れ野菜や水郷のお米、果物などの地域の特産品がなんでも揃っています。フードコートでは地元の食材を使ったメニューが充実。子どもにはソフトクリームが人気。
利根川河川敷臨時駐車場のすぐそばなので、お土産の購入におすすめですよ。
6.旅館 一蘭荘
住所:香取市佐原イ3839-1
佐原の町並みを流れる小野川沿いにあるので、山車の曳き廻しをお部屋から見られることも!
笑顔のすてきな女将さんが出迎えてくれます。リーズナブルな宿泊料金も魅力。
7.木の下旅館
住所:香取市佐原イ498
こちらも佐原の町並みを流れる小野川沿いにあるので、山車の曳き廻しをお部屋から見られることも!
明治34年の創業当時のままの館内は、手の込んだ造りで柱ひとつでも見ごたえがあります。
さいごに
以上が佐原の大祭2018の紹介でした。
歴史と伝統のある佐原の大祭名物、山車の曳き廻しは迫力満点です。
各地区で手踊りや山車の大人形も違うので、ひとつひとつじっくり見てみるとより楽しめますよ!
2018年最初の夏祭りに、佐原の大祭を訪れてみてはいかがでしょうか。
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