「こんな会社辞めてやる!!」
こんにちは、アラサーパパのユタカです。
いきなり感情的な言葉を吐いてしまいましたが・・・あなたも同じことを思ったことはありませんか?僕はよく心の中で叫んでいました。
僕は8年という社会人経験の中で、1度の会社合併と1度の転職を経験したことで、計3つの会社を見ることができました。
その時々で「仕事辞めたいなぁ・・・」と思うことが何度もありました。
わかりきったことだけど、人生は一度きりしかないです。そして、仕事は生きていく以上避けては通れないものであり、人生の大半を費やすもの。
僕は理想と現実の間でいつも葛藤していました。
今回の記事は仕事のストレスや人間関係に悩み、仕事を辞めたいと思ったあなたに贈る記事です。転職するのか?現状維持なのか?を一緒に考えていきましょう。
目次
仕事を辞めたい理由ランキング
仕事を辞めたいと思う理由は、人間関係や給料の低さ、仕事内容といった感じで人それぞれです。
まずは仕事を辞めたい理由ランキングを見てみましょう。
(引用元:何でも調査団)
これは『仕事を辞めたい、仕事に行きたくないと思う(思った)理由で、あてはまるものは?』という質問に対して回答があったランキングです。
男女ともに人間関係が圧倒的に多い理由となっています。次いで仕事内容や労働時間といった仕事自体に関する悩みが出ていますね。
このグラフからもわかるように、多くの人の主な悩みは『人間関係』『仕事内容』『残業などの労働時間』であり、僕も同じような悩みを抱えていました。
「仕事を辞めたい!」と思った時に僕がやったこと
- とても無理な納期で商品を納品しろと言われる
- 仕方がないことなのにむちゃくちゃ理不尽なことを言われる
- 売り上げを達成できないのはダメ人間であるとレッテルを貼られる
- 終わらない仕事
- 付かない残業代
- 使えない有給
こんなことが日常的に起きていたら、仕事を辞めたくなるのも無理はありません。
「もう辛い・・・」
「勢いで辞めちゃおっかな・・・」
と思っているあなた!ちょっと思いとどまってみてください。
さっきの仕事を辞めたい理由ランキングでは、多くの人が抱える悩みを紹介しました。でも悩みがわかったとしても、それら全てを解決するのはかなり難しいことです。
「何かを得るために何かを捨てなくてはならない」
というのが現実で、自分の中で落としどころを見つけることが大事。勢いで会社を辞めると必ず後悔することになってしまいます。
それでは、僕が仕事を辞めたいと思った時にやった事を赤裸々に紹介します!
今の仕事の良い点を書く
まずは紙とペン、もしくはパソコンのメモを用意して、今の仕事の良い点を思いつく限りたくさん書いてください。
「そんなの一個もねーよ!!」
と思うかもしれませんが、最終的に落としどころを見つけるためにはここは大事なところです。ひねり出してください。
ちょっと恥ずかしいですが、書いたものを一部紹介します。
- 上司が尊敬できる
- 営業なので多くの人と関わることができる
- 成果が数値で表せる(売上・利益諸々)のでモチベーションに繋がる
- 福利厚生がしっかりしている
- 給料はそこそこもらえる
- 全国に同期がおり、横の繋がりが強いので励みになる
- 売上達成時の達成感がある
- お客さんから感謝の言葉を受けたときの喜びがある
- お客さんから信頼されていると感じたときの喜びがある
- 仕事終わりに飲みに行く等を強要する環境ではなく、仕事後は自由に過ごせる
- 家から職場までが近い
- 営業で外周りメインなので休憩が自由に取れる
- 車の運転スキルが向上する
ここで大事なのは、『何でもいいから思いつくままに書きまくること』です。
上にあるように『家から職場までが近い』とか『会社の女の子が可愛くてモチベーションが上がる』とか、しょーもないことでもいいのでとにかく書きましょう。
今の仕事で不満な点を書く
次は不満な点です。これはスラスラ書けますよね。笑
自分の現状を知るためには書きまくることが超重要。「なんとなく・・・」で行動すると絶対後悔します。
それでは、マイナスな想いを思いっきり込めて書いた不満な点の一部を紹介します。
- 社員を大切にしない会社である
- お客を大切にしない会社である
- お客からの会社に対する不信感がある
- 社員に愛社精神が無い
- 自分の仕事に誇りが持てない
- 自身ではどうしようもない理不尽が多すぎる(多い、ではない。多すぎる)
- 現場を知らない管理部門から無茶な方針を強要される
- そしてそれを行っても成果に結びつかない
- 担当営業1人当たりの負担が大きい
- 会社に社員を育てようという気がない。駄目なら切って他から補充
- 自社商品に愛着が持てなくなった
- 上司からの営業成績等の圧力が強く、常に追われて仕事をしている
- 全国転勤の可能性が高い
※ちなみにこれはほんの一部です。笑
もう、出るわ出るわ会社の不満って感じでした。飲み会で生ビールを飲みながらグダグダ話す会社の愚痴のような内容になってしまいましたが・・・
それでも書くことが大事です。
次で最後なのでめんどくさがらずやってみてくださいね!
どのような生活を送りたいのかを書く
これが最後であり最重要ポイントです!
あなたが送りたい生活を、ここでも思いつく限り書きまくってください。最低でも20個くらい書けるといい感じです。
僕が書いたことの一部は以下です。
- 家族や子供と過ごす時間を確保できる生活
- 趣味の時間が取れる生活
- プライベートでの友人付き合いを大切にする生活
- 派手ではないが、子供2人くらいを不自由なく育てられる給与
- 生きがいを持った生活
- 家から勤務地までが近いほうがいい
- 誰かと共に生きていける、支えあっていける生活
- 子供の成長を見たい
- 人から感謝される仕事がしたい
- 人に感謝する仕事がしたい
- 多くの人と関わっていける生活
- 自分の特性に合った仕事をしたい
ここでのポイントは「でも現実はそんなにうまくいかないし・・・」という思考のフィルターをかけずに、自分の理想とする生活を素直に書くことです。
無理かどうかは後で考えればいいので、好き勝手に理想を並べてOKです。
どの道に進むのか選択しよう
- 今の会社の良い点
- 今の会社の不満な点
- どのような生活を送りたいのか
が出揃ったら、ここから自分がどの道に進むのか考えます。会社に留まるのか、それとも転職するのか・・・究極の選択ですよね。
ここで選択するためにベースにしてもらいたい考えが、最後に書いた『どのような生活を送りたいのか』ということ。
今回書きまくった理想とする生活を、会社の良い点と不満な点に照らし合わせることで、はっきりと進みたい方向が見えてきます。
以下の順番でやってみましょう。
- 『どのような生活を送りたいのか』の中で、譲れないものランキングを決める
- それを会社の良い点と不満な点に当てはめていく
- ランキング上位はどっちに多い? 良い点→現状維持 悪い点→転職
現状維持にする場合は、今回挙げた生活の理想により近づけるように行動しつつ、不満に思う点をできるだけ潰していきましょう。
転職を考える場合は、『上位に来る理想の生活を満たす順』で会社を選ぶといいです。生活を取るのか仕事(=お金)を取るのか、などの基準になるので。
転職することを決意
僕の場合、ちょうど妻と結婚を考えており、将来的には2人くらい子供が欲しいなーと考えていました。
で、当時の会社の先輩が地元に妻子を置いて単身赴任している姿を見て、「ああ、これは自分の望んでいる未来じゃない」と思ってしまいました。
どのような生活を送りたいのかを考えたことで、自分の中で『家庭>仕事』という式ができあがり、僕は転職を決意しました。
人間関係よりも仕事内容よりも、全国転勤がネックだったんです。
転職するために僕がやった事
転職をするために僕がやったことをまとめてみました。
こうやって送りたい生活を具体的に考えてから行動すると、次に何をしたらいいのか、何を基準に会社の条件を探せばいいのかがわかります。
- 転職サイトへの登録
- 送りたい生活に沿った条件を探す(転勤が無い仕事をメインに会社選びをしました)
- なりたい自分を明確にイメージして、それを実現するにはどの会社がいいか考える
- 信頼できる友人に相談して背中を押してもらう
- 家族に相談して背中を押してもらう
- Yahoo!知恵袋で同じ悩みを持った人の考えを見てみる
特にオススメなのが『気のおける友人や家族に相談すること』です。
会社の同僚や先輩や上司よりも、自分の想いを親身になって聞いてくれる人を選びましょう。仕事と関係の無い人の意見や話を聞くことで見えてくる部分もあります。
そして何よりも孤独にならないことが超大切です。
1人で考えるとどんどん深みにはまっていってしまうので、必ず誰かと話してメンタルを安定させるようにしてください。
結果、決意してから納得のいく会社に入るまで約2年かかってしまいましたが、無事今の会社に入ることができました。
転職したことで給料はめちゃくちゃ下がりましたが、転勤の心配が無い仕事に就くことができ、今は後悔の無い生活を送っています。
まとめ
- 人生は一度きり、さらに仕事はその大半を過ごすものである
- 辞めたいと思う原因を考える
- 自分の現状を洗い出す
- どの道に進むのか決断する
以上、仕事を辞めたいと思った時にやったことの紹介でした。
「面倒な作業だなー」と思ったかもしれません。でも、これはあなたが自分の人生を生きるうえで避けては通れない『仕事』と向き合ういい機会だと思ってください。
僕は今まで、仕事で悩んだときにどんな場面でも大事にしてきたことがあります。
それは『自分に素直に生きようとした』こと。
どーせなら楽しいほうがいいに決まってる!という想いでここまで来ました。そしてこれからもそうやって生きていきます。
今、あなたは辛い状況にあるかもしれません。この記事を読んだことで、少しでもあなたの背中を押すことができれば嬉しいです。
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