日焼け止めのSPFの意味って何?PAって?今さら聞けない効果を紹介!

日焼け止めのSPFの意味って何?PAって?今さら聞けない効果を紹介!

こんにちは、アラサーパパのユタカです。

僕が子どもの頃は日焼け止め、塗ってたかな?』と思うほど使っていた記憶が無いんです。部活やプールの後に背中や腕が焼けまくって辛い思いをしたのは覚えていますが・・・

でも最近の日差しって、昔に比べてとても強い気がしませんか?

娘も大きくなってきて、外で遊ばせることが多くなってきた今日このごろ。先日もちょっと公園で走り回っただけなのに、あっという間に顔が真っ赤に・・・!

子どもは皮膚も弱くデリケートなので、やはり日焼け止めは必要です。

よし、いざ使ってみよう!と思い薬局で物色しましたが・・・『SPF』『PA』といった意味のわからない難しい用語が並ぶ日焼け止めコーナー。

ちょっと難しそうですよね?

しかし研究者さん達はちゃんと考えて作ってくれています!
今回は少し日焼けの事を勉強しながら娘に合ったものに辿り着ければなと思い、日焼け止め用語の意味と効果をまとめてみました。

SPFとは?

日焼け止めのSPFの意味って何?PAって?今さら聞けない効果を紹介!

サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の事で、主に紫外線B波(しみやそばかすの原因となる紫外線)の防止効果を表す数値です。

これは数値が高いほど効果が高くなります。

数値は、「紫外線が当たりだしてから日焼けするまでを、何倍遅らせる事が出来るか」というもので、SPF50なら「50倍日焼けを遅らせる事が出来ますよ」という意味です。

日焼けには個人差があり、だいたい15~20分で日焼けの状態になると言われています。

SPFの数値が高いからと言って、単純に日焼け抑制効果が高いという訳ではありません。ちょっとした1時間以内の外出はSPF35程度、1時間を超える場合はSPF50程度、といった具合に使い分けをしてみても良いですね!

PAとは?

プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略で、紫外線A波(しわやたるみの原因となる紫外線)の防止効果を示す目安です。

PAの隣に+が表記されていますよね?その+が多いほど効果が高くなります。

【+は4段階】

  • PA++++ 極めて高い効果がある
  • PA+++  非常に効果がある
  • PA++  かなり効果がある
  • PA+   効果がある

となっています。

紫外線A波は、冬にガクッと量が落ちるB波に比べ年間を通して降り注ぐのが特徴です。子どもと外出する際は季節に関わらずしっかりとUVケアしたいですね!

紫外線吸収剤とは?

日焼け止めのSPFの意味って何?PAって?今さら聞けない効果を紹介!

皮膚の表面で紫外線を吸収し、化学的にエネルギーに変えて排出する効果があります。また紫外線が肌の内部に入るのを防ぎます。

メリットは、紫外線の防御力が強く塗り心地もなめらか。

デメリットは、肌への負担が大きく、有機化合物を使用しているため人によっては刺激を感じる事も。

【代表的な成分】

  • t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
  • オキシベンゾン-3

紫外線散乱材とは?

肌の表面で紫外線を跳ね返す効果があります。

メリットは、有機化合ではないので肌にやさしい点。

「ノンケミカル」と表記されることもあり、化学変化を用いないので、効果が長持ち。紫外線A波とB波の両方を防げます。

デメリットは、白浮きしたりベタベタするので塗り心地が気になる点。

成分である酸化チタンや酸化亜鉛は、紫外線が当たる事で化学変化が起こり、肌への刺激となるなどが挙げられます。

【代表的な成分】

  • 酸化チタン
  • 酸化亜鉛

紫外線吸収剤紫外線散乱材、用途によって使用するものを選ぶと良いんですが、どちらも一長一短。肌への刺激は個人差もあります。

最近では「紫外線吸収剤」をコーティングし肌への刺激を抑える技術も出てきていますし、「吸収剤」と「散乱材」両方を組み合わせている商品も。

ここら辺が日焼け止めを選ぶポイントになりそうですね!

紫外線が多い時期とは?

日焼け止めのSPFの意味って何?PAって?今さら聞けない効果を紹介!

紫外線は1年中降り注ぐという話は、よく聞く話なんじゃないでしょうか?

先ほど紹介したとおり、人体に影響を及ぼす紫外線は A波(しわやたるみの原因となる紫外線)B波(しみやそばかすの原因となる紫外線)という二種類があります。

A波は4月から強くなり始め、秋ごろまで続きますが、冬でも強い時期に比べ半分くらいの強さがあるので油断禁物!

B波は、こちらも4月ごろから増え始め、8月ごろを境に少なくなってきます。春秋は夏の半分、冬は1/5程度になります。

また、薄曇りや大雨の日でも紫外線は降り注いでいるという点も注意が必要!曇りの日でも晴れの日の50~70%は透過してくるんです!

紫外線の反射率とは?

日焼け止めのSPFの意味って何?PAって?今さら聞けない効果を紹介!

子どもは外で遊び回る事が多いので、反射率も大事になってきますね!大人に比べて地面との距離が近いので、より注意しなくてはなりません。

紫外線の反射率を以下にまとめました。遊びに行く場所でもしっかりと考えて我が子を守っていこうと思います!

【紫外線の反射率まとめ】

  • 雪面:80~90%
  • 砂浜:10~25%
  • コンクリート:約10%
  • 芝・土:10%以下

こうして見ると圧倒的な雪の反射率が目立ちますね!雪遊びをする時も日焼け止めが必要になってくるんですね。

さいごに

以上が日焼け止めに関する用語まとめでした。

日焼け止めは普段から当たり前のように使っているので、知らなかったという方も多いのではないでしょうか?

外出の機会が増える夏、紫外線も気になってきますよね。

でもこうやって改めて見てみると、紫外線対策はきちんと年中きちんとしていないと…なんて思ってしまいます。今一度見直してみてはいかがですか?

肌は一生もの。子供に大人になってから文句を言われないように、早め早めの対策をしていきましょう!

 

PS.
子供用日焼け止めおすすめランキングを作りました!

この夏に向けてしっかりと大切な我が子を守っていこうと思います。

子供用日焼け止めおすすめランキング2017!肌に優しい人気商品目白押し!

2017.05.07

あわせて読みたい関連記事

海外旅行の計画を立てるときはコレ!



各社の海外旅行プランを無料で比較!
【タウンライフ旅さがし】

・ネット予約は楽だけど相談しづらい
・店舗予約だと他社比較が面倒

そんな悩みを解決!
ネットの手軽さと店舗の相談しやすさ、両方のいいとこ取りができるサービスを紹介しています。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA