花粉症に効くと噂のヨーグルト!種類や量で効果は違うの?

花粉症の人にとっては憂鬱なこの季節。春の訪れも心から喜ぶことが出来ませんよね。「ああ花粉症さえ無かったら最高の季節なのに…」と、花粉症でない人を羨ましく思ってしまうものです。

そんな憎き花粉症は、ヨーグルトを食べると治る！と、あなたも一度は聞いたことがあると思います。「ヨーグルトを食べるだけで治るなんて嘘だよ」とヨーグルトの効果を信じていない人も多いはず！

しかし、ヨーグルトは花粉症対策のために食べられている人気ナンバーワン食品であり、また効果を実感した食品のトップでもあるのです。

毎年やってくる辛い花粉シーズンを少しでも楽に乗り切りたいあなたに！ヨーグルトが花粉症に効く理由、そしておススメのヨーグルトを紹介したいと思います！

花粉症にヨーグルトが良い理由とは？

ヨーグルトは花粉に効く！と言われていますが、実は医学的にその根拠は証明されていません。しかし一方で、様々な研究機関でアレルギー症状の緩和に効果があるとも発表されているのです。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌(善玉菌)の働きで、増えすぎた悪玉菌が排除され、腸内環境が整うということは明らかになっていますよね。ヨーグルトで便秘が治った！という経験がある方も多いと思います。

腸内には全体の70％もの免疫細胞が集まっているとも言われています。そのため、腸内環境が整うと、体全体の免疫機能が上がると言われ、風邪を引きにくくなるだけでなく、花粉症やアレルギー性鼻炎、アトピーなども改善が期待できるんですね。

ヨーグルトに直接花粉症を撃退する成分は入っていません。しかし薬やサプリなどではなく、体に優しい方法で花粉症を改善していきたいあなたにはおススメなのです！

菌別!おすすめヨーグルト7つ！

「ヨーグルト」と一括りに言っても、中に含まれる乳酸菌の種類はそれぞれ。特徴や健康効果が異なる何千種類もの乳酸菌が存在すると言われています。

花粉症の改善目的で食べるヨーグルトは、免疫機能アップ効果の高い乳酸菌で選ぶようにするのが◎です！

数ある乳酸菌の中でも特に花粉症に効果のあるとされるヨーグルトを紹介します！

１．LGG乳酸菌

胃酸や胆汁酸に耐性を持ち、生きて腸まで届く乳酸菌です。長く腸に留まり腸内環境の改善に働きかけ、花粉症の緩和、ウィルス性の風邪の予防に効果があると言われています。

２．L-55乳酸菌

L-55乳酸菌の摂取でアレルギー症状の原因となるIgE抗体が減少すると言われています。腸管付着性も高く腸内環境の正常化にも◎。

３．L-92乳酸菌

L-92 乳酸菌には免疫のバランスを整える作用があり、これにより花粉症やアトピーの症状緩和に効果があると言われいます。

４．クレモリス菌FC株

カスピ海ヨーグルトに含まれることで知られるクレモリス菌は、アレルギー症状の原因となるIgE抗体を減らし免疫機能のバランスを整えることで花粉症の症状緩和に効果が期待できます。

５．ビフィズス菌BB536

腸内の悪玉菌を排除する力の強いビフィズス菌BB536。花粉症の症状緩和の他にも感染防御作用もあるともされています。

６．ラブレ菌

植物性乳酸菌として有名なラブレ菌は厳しい環境下でも生きていける菌としても知られています。免疫力アップ効果の他に、過敏性腸症候群の症状を緩和する効果も期待できます。

７．乳酸菌シロタ株

ヤクルト菌としても知られる乳酸菌シロタ株は生きて腸まで届き、腸内環境の正常化に働きかけます。継続的に摂り続けることで花粉症の症状の軽減に効果が期待できます。

ヨーグルトの効果を上げる食べ方・量とは？

ヨーグルトを食べて花粉症の症状を改善させるには、少なくとも1か月から2か月～と毎日の継続が必要です。シーズン前にヨーグルトで一足先に花粉対策を始めることが大切なんですね。

一日の目安として、個人差はありますが、100g程度を食べる事が推奨されています。

ヨーグルトを食べる場合は、先に何かを食べるようにしましょう。胃が空の状態でヨーグルトを食べると乳酸菌が腸まで届きにくくなってしいます。

バナナやハチミツなど、オリゴ糖を含む食材と組み合わせると整腸効果もアップするのでおススメです。またミカン皮とヨーグルトの組み合わせも花粉対策に良いと言われています。

ミカンの皮はよく洗ってから使いましょう。細かく刻み、少量をヨーグルトに混ぜると苦みもあまり気になることなく食べられます。

さいごに

ヨーグルトで花粉症を改善するには、菌に注目することが大切なんですね。どの乳酸菌が合うかには個人差があります。

「毎日ヨーグルトを食べてるけど花粉症が一向によくならない…」と悩んでいるあなた！あなたに合ったヨーグルトを見つけて、体の内側から健康的に花粉対策をはじめましょう！