仲のいい友達や同僚が急に入院することになりお見舞いに行く場合、あなたなら何を差し入れとして持って行きますか?
病気やケガで入院中の相手は気持ちが不安定になっている状況です。お祝いのプレゼントとは違い、選ぶ差し入れには失礼や迷惑にならないもの、尚且つ喜ばれるもの…と特別な配慮が必要になりますよね。
僕自身、過去に親友が骨折で入院していたことがあり、お見舞いのギフトは何がいいのか、と悩んだ経験があります。
骨折したところ以外はいたって健康だった親友が入院中ずっと口にしていたのは「とにかく暇!」だということ。
たくさんの友人がお見舞いに来てくれ、差し入れを貰っていた彼ですが、正直もらって嬉しいものと困るものがあったそうです。
そこで!彼の意見を参考に、ハズレなし!入院中の暇つぶしにピッタリな差し入れを紹介したいと思います!
目次
暇つぶしに最適!おすすめの差し入れ5選
1.本・漫画
普段あまり読書をしない人も入院中の本や漫画の差し入れは喜ばれます。
相手の好きな作家の本や興味のある分野の本もおススメですが、入院中は深く考え込まずただただ笑えるギャグマンガも◎。女性にはファッション雑誌の差し入れも喜ばれます。
2.塗り絵・スケッチブック
大人の塗り絵はリラックス効果もあると近年人気の差し入れです。
絵を書くのが好きでない人も入院をきっかけにハマる人も多いのだとか。スケッチブックをプレゼントすることで相手の隠れた絵の才能を引き出してあげることができるかもしれません。
3.美容グッズ
入院中も美容のことも気にしている女性は多いもの。ハンドクリームや美顔パックなど、入院中の気分転換になるような美容グッズはおすすめの差し入れです。
ただし相手の病状を考えて選ぶようにしましょう。
4.トレーニング用品
入院中は運動量が減り、筋肉量も落ちてしまいます。重い病気でない場合に限りますが、小さめのダンベルなどのトレーニング用品はおススメです。
もともと体を動かすことが好きな相手には喜ばれるプレゼントです。
5.日めくりカレンダー
入院中の目標の一つと言えば退院できる日!ですよね。
カレンダーをめくるという作業は入院期間中の小さな喜びになります。一日一日、ポジティブになれるメッセージ付き、またはほっこりできるイラスト付きのカレンダーは誰にでも喜ばれるプレゼントです。
実はNGな差し入れとは??
お見舞いと言えばコレ!と思いつくものに、食べ物やお花がありますよね。
定番だと思いがちなこの二つですが、実はものによってはNGな場合もあります。
- NGな食べ物…生もの、揚げ物、食べきれない量、食事制限に該当するもの
- NGなお花…鉢植え、香りがキツい花、縁起が悪い花(菊、椿、シクラメン)、真っ赤な花
※衛生面の問題から病院によってはお見舞い品としてのお花の持ち込みを禁止している場合もあります。
お見舞いの5つの基本マナー
1.お見舞いのタイミング
お見舞いは相手の体調が回復に向かっている頃に行きましょう。手術の直前や直後、辛い治療中などのお見舞いは控えましょう。
相手の体調にもありますが、治療中の本人ではなく、まずはご家族や病院に面会が可能かどうかを確認するのがマナーです。
2.面会時間は守る
相手が入院している病院の面会時間内にお見舞いに行くのがマナーです。面会時間は病院によって違うので、前もって確認する必要があります。
食事が配膳される時間帯や診察時間帯(午前中)にお見舞いに行くのは避けましょう。
3.滞在時間は短めに
お見舞いする時間は20分程度にしておきましょう。相手の体調や大部屋の場合には他の入院患者さんに配慮することが大切です。
子連れや大人数でのお見舞いも控えるようにしましょう。
4.相手が重篤な場合
相手の病気の症状が重い場合は、お見舞いに行っても面会できない場合があります。事前にお見舞いに行く旨を伝えていても、病状が急変し、面会ができなくなることもあります。
その場合は家族かまたは病院(ナースステーション)にお見舞いの品を預けましょう。
5.お見舞いの手紙
相手の入院先が遠方でお見舞いに行けないなどの場合は手紙を送りましょう。
相手の安否を気遣い、ご家族を労う言葉を書きましょう。病状を詳しく聞いたり、励ましが強すぎる内容は相手のプレッシャーになってしまうこともあります。あくまでも相手の気持ちに寄り添た内容にしましょう。
手紙には忌み言葉を使わないようにしましょう。(忌み言葉→長引く、繰り返す、度々、また、重なる、衰える、枯れる、四、九…)
さいごに
- 「暇つぶし」がカギ!喜ばれる差し入れをしよう!
- 定番のお見舞い品にも注意が必要!
- 基本のマナーを守って失礼のないお見舞いを!
お見舞いに行きたい!と相手を想う気持ちは大切ですが、入院中は誰もがナーバスな状況ですよね。いくら仲の良い友達でも「親しき中にも礼儀あり」を心に留めておくことが大切です。
その中で、相手の入院生活が少しでも快適になるような差し入れを考えましょう!
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