1歳児が食塩中毒になってしまった理由は?致死量や症状を調べてみた

1歳児が食塩中毒になってしまった理由は?致死量や症状を調べてみた

こんにちは、アラサーパパのユタカです。

2015年、岩手県盛岡市内にあった保育施設で、当時1歳の女の子が食塩を溶かした液体を飲まされ、食塩中毒(塩化ナトリウム中毒)により亡くなってしまったというニュースを目にしました。

この『食塩中毒』という言葉、恥ずかしながら初めて知りました。

1歳の女の子がなぜ食塩中毒になってしまったのか、そして食塩中毒の致死量や症状について疑問に思い調べてみました。

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食塩中毒の症状

食塩中毒とは正式名称が塩化ナトリウム中毒と言い、『食塩の過剰摂取や食塩摂取量に見合う水分を摂取できなかったことによる中毒』の事です。

食塩を一度に過剰摂取することで血液中のナトリウム濃度が上がり、以下のような中毒症状が出ます。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 心機能障害
  • 過呼吸
  • 意識障害やけいれん
  • 心不全
  • 肺水腫
  • 高ナトリウム血症からの不整脈

どれも1歳児の幼い子にとって命に関わるものばかり。

さらに水分に溶かした状態で塩分を摂取すると、一気に体内に吸収されるためにより危険が増してしまうので注意が必要です。

食塩中毒の致死量

食塩の致死量は体重1kgあたり0.5~5gとされています。

これは体質や体調などにより変化がありますが、例えば体重50kgの方の場合は25~250gが致死量となります。

1歳の女の子の平均体重は10kgなので、その場合の致死量は5~50g

5gだと小さじスプーン1杯程度。これを一度の食事で水分や食べ物に混ぜることは考えにくいですが、乳幼児の命に関わるので細心の注意を払うべきですね。

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食塩中毒の対処法

食塩中毒自体がまれな疾患ということもあり、確立された治療法は無いと言われています。

発症してしまったら非常に治療が困難な中毒。

なので日常の中で身体から塩分を排出する方法を覚えておき、体内の塩分濃度を正常に保ち続けることが大切なんじゃないかと思います。

体内から塩分を排出するシンプルな方法は、
カリウムと水分を同時に摂ること。

カリウムが体内の塩分と水をくっつけて、尿として体外に排出してくれます。

「今日は塩分を取りすぎちゃったなー」
と思った日は、ぜひ以下のカリウムを多く含む食材と共に水分を摂ってくださいね!

【カリウムを多く含む食材】

野菜:
ほうれん草、さつまいも、じゃがいも、小松菜など

果物:
りんご、キウイ、バナナ、グレープフルーツなど

大豆製品:
豆腐、枝豆、納豆等

何故こんなことが起きたのか

逮捕された吉田直子容疑者は、食塩水を飲ませたことは認めたうえで「具合を悪くさせようとして飲ませたのではない」という供述をしていますが、どう考えても故意にやったとしか思えない状況です。

保育施設に午前10時半に預けられてから午前0時過ぎに引き取られるまでの13時間、吉田直子容疑者と2人きりの間に、女の子は食塩中毒になるほどの食塩を飲まされました。

さらに以下の情報も出てきています。

1歳女児傷害致死 「全身に塩の結晶がついていた」と父親/岩手・盛岡市

傷害致死の疑いで逮捕された保育施設の元経営者吉田直子容疑者は、12午後、盛岡地検に身柄を送られました。

 死亡した下坂彩心ちゃんの両親の弁護士によりますと、父親の亘さんが施設で彩心ちゃんを引き取る際、首や背中など全身に塩の結晶がつき、ベビー服も塩でかたくなっていたということです。

盛岡赤十字病院の高野長邦医師によりますと、多量の汗をかいたまま放置されたことや塩の入った液体をかけられたまま放置されたことなどが考えられるということです。

飲まされた塩の量は特定されておらず、警察は血液の塩分濃度などから彩心ちゃんが吉田容疑者の供述よりもはるかに多い量の食塩を飲まされたとみて捜査を進めています。

Yahoo!ニュースより抜粋)

これはもう、無理やり飲ませた可能性が非常に高いのではないでしょうか。

塩で硬くなったベビー服は、汗をかいたまま放置されたか、高濃度の食塩水を飲まされた時に抵抗したことによって起きたものと僕は考えます。

恐ろしくて言葉もありません。どうしてこんなことができるのだろう・・・。

さいごに

以上が食塩中毒(塩化ナトリウム中毒)の致死量や症状、当時1歳の女の子が中毒になってしまった理由についてでした。

幼い子を持つ親として、今回の事件にとても憤りを感じます。

大切な我が子を、保育施設に信用して託したはずなのに・・・ご両親の気持ちを想像すると悔やんでも悔やみきれません。

事件の本当の原因を明らかにし、このような事件が二度と起こらないことを願うばかりです。

そしてこの暑い季節は水分管理や塩分管理が大切ではありますが、一度に過剰摂取しないよう、家族で気を付けていこうと思いました。


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